
【はじめに】
「音楽が好きだからフェスに行く」
確かにそう。でも、それだけじゃない気がする。気づけば毎年足を運んでいる音楽フェス。
ステージ以外の時間や出会い、感情の波…
本当の理由は、音楽の“外側”にこそあったのかもしれない。
【目次】
- 音楽“だけ”が目的ではない理由
- 実体験:音楽よりも心に残った時間
- 「集まる」という衝動
- フェスは“感情の解放装置”
- それでも音楽はやっぱり必要
- 本音で言えば、「理由なんていらない」
1. 音楽“だけ”が目的ではない理由

確かに、出演アーティストが発表された時の高揚感はたまらない。
でも、それだけであればライブハウスや配信ライブでも満たされるはず。
なのに、わざわざ暑さ・寒さ・混雑・泥を乗り越えてまで、野外フェスに行く。
そこには、「音楽が聴きたい」以上の何かがある。
2. 実体験:音楽よりも心に残った時間

ある年の夏フェス。お目当てのアーティストが出演する前、偶然休憩中に話しかけてきた隣の人と、意気投合した。
他愛のない話、他のフェスの思い出、音楽以外の趣味。
その人とはその場限りだったけど、
なぜか、その時間のほうがステージよりも記憶に残っている。
フェスには、「人生の交差点」のような瞬間がある。
3. 「集まる」という衝動

フェスには、自分と似た何かを持った人たちが自然と集まる。
「一人だけど孤独じゃない」「自由だけど繋がっている」。
そんな感覚があるからこそ、“音楽”は集合の口実であり、
目的ではなく、始まりに過ぎないのかもしれない。
4. フェスは“感情の解放装置”

日常では我慢していること、心に閉じ込めている感情。
フェスの空間では、それが解き放たれる。
▪️声を上げる
▪️踊る
▪️泣く
▪️抱き合う
それを許す“場”が、フェス。
音楽はその引き金になってくれるだけで、
本質は「自分を取り戻すこと」だったりする。
5. それでも音楽はやっぱり必要

不思議なもので、どれだけ「音楽以外の理由」を語っても、
やっぱり最後には「音楽」がないと、あの空間は成り立たない。
音楽は人を集め、空気を振るわせ、思い出の時間を刻む“装置”。
つまりフェスは、音楽があるからこそ「人間ドラマ」が始まる舞台なのだ。
6. 本音で言えば、「理由なんていらない」

誰と行くか、何を着るか、どこに泊まるか。
たしかにいろいろ考えるけど、
最終的には「行きたいから行く」でいい。
音楽は口実。だけど、最高の口実。
そしてそれが、最高の「自分に戻れる場所」をくれる。
【まとめ】
音楽フェスに行く理由は、音楽だけじゃない。
人との出会い、感情の解放、集まることそのもの。
音楽は、そんなすべてをつなげる“合言葉”のようなものなのかもしれない。
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